保存整備 / 天守閣の整備

天守閣整備事業の進捗情報

天守閣整備事業におけるバリアフリー

バリアフリーの考え方

  • 木造復元の事業目的を達成するためには、多くの方が天守内部に入り、観覧できることが不可欠です。
  • 社会要請としてのバリアフリーは重要であり、共生社会の実現を目指す現代における歴史的建造物の復元として、障害のある人もない人も共に天守を観覧できるよう、事業目的を損なわない範囲で、環境整備に努めることが必要です。

バリアフリーの実現は、全ての人の人権につながる問題であり、多くの方に江戸期の歴史的・文化的空間を体感していただけるよう、木造天守全体のバリアフリーを推進し、史実性との両立を目指します。

木造天守のバリアフリー整備の例

  • スロープ、段差解消
  • 手摺、足元灯
  • 垂直昇降設備 など

導入を検討している垂直昇降設備

1.名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募の概要(2022年(令和4)実施)

区分 内容
目的
  • できるだけ多くの方が使用できる昇降技術を募り実用化することで、史実に忠実な復元とバリアフリーの両立を実現
求める昇降技術
  • 大天守の内部を垂直に昇降する技術
  • 大天守の階段を直接昇降する技術
  • 外部から直接大天守1階以上に入城できる技術
    等、幅広く技術を募集
主な条件
  • 大天守の柱、梁を傷めないこと
  • 大天守1階まで昇ることを必須とし、可能な限り上層階まで昇ることができること
公募への高齢者、障害者等の参画
  • 令和2年の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の改正において、歴史的建造物を再現する場合等におけるバリアフリー整備の在り方について、高齢者、障害者等の参画の下、検討が行われるよう、必要な措置を講ずることとされた趣旨を鑑み、高齢者、障害者等からの意見を踏まえて提案された昇降技術の選定を実施

2.公募で選定した垂直昇降設備の概要

公募で選定した垂直昇降設備の概要の画像